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EQとは; EIとは(Emotional Intelligence; 感情知能)

by : 6SJ  | 

2020年3月12日 | 

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EQとは、Emotional Intelligence; 感情知能のこと。

EI(エモーショナル・インテリジェンス)とも表現されます。
私たちSix Secondsはこれを、

「目指すべき成果を生むために、感情と思考を効果的にブレンドする能力」

と定義しています。
 


 

ピーター・サロベイ博士(イェール大学プレジデント、Six Secondsのアドバイザリーボードメンバー)とジョン・メイヤー博士(ニューハンプシャー大学)は、1997に感情知能EQを再定義し、

感情知能とは
 (1) 情動を正確に知覚する能力
 (2) 思考を促進するために情動を利用する能力
 (3) 情動とその意味を理解する能力
 (4) 自己の情動を管理したり他者の情動に対応する能力

としました。

感情を認知し、理解するといったEQ(感情知能)の活用を促進することで、やる気、根気、向上心、創造性などを得たり、生活、仕事、人生の目標実現のために、それらを有効に活用することができます。換言すると、目指すべき成果を生むために、自己や他者の感情に関しての認識や自己管理を高め、感情と思考のバランスをとる能力が「EQ; 感情知能」となります。

EQは開発し、活用することにより、ポジティブな変化を創りだし、日常生活、仕事、人生の成功へと導きます。IQ(Intelligence Quotient=知能指数)が遺伝的な資質による学習能力であるのに対し、EQは誰もが開発可能。そして、EQスキルとして有効に活用することができます。

 

感情と思考、行動

驚き、喜び、怒り、悲しみ、共感など、日々の生活のなかで感じるさまざまな感情。わたしたちのあらゆる思考や行動は、この感情に大きな影響を受けています。

感情と思考、すなわち「知と情」は、心理学の分野でも何世紀にもわたって研究され続けてきたテーマです。古典的な哲学や文学においては、「感情」が「理性と対立する理不尽な存在」ととらえられた時代もありました。

AI(人工知能)時代を迎えた今、人々の需要と関心が、物理的なモノから感動・感激を得られるモノやサービスへとシフトしています。社会の中で、感情と思考という2つの心のマネジメント、感情を持つ人間だからこその能力、EQの必要性が高まっています。

感情は、創造、注意、目的の追求、行動の調整など、人の行動を統合的に機能させる重要な役割を担っています。日々の生活やビジネスの場面ではもちろん、政治、社会、教育、家庭など、人生のあらゆる場面において、感情マネジメント、思考マネジメントの協働が求められているのです。

感情や思考の変化がどのような生理的作用を生み出すのか、また、その際に活動する脳部位がどこなのか、科学的な解明が進んでいます。心拍数、皮膚電位反応、筋電図、脳波、コンピュータ断層撮影(CT)、機能的磁気共鳴画像(fMRI)、ポジトロン断層法(PET)や近赤外分光法(NIRS)などを使用した検査結果から、思考、推理、洞察、創造、決断、コミュニケーション力、モチベーション維持などに、感情と思考のバランスが欠かせないことが明らかになりました。

 

感情が人を動かす

Being Smarter with feelings

EQは、自分らしさを探求し、より快適な日常を創造したり、仕事や人生を成功へ導くために必要不可欠な能力です。
IQ(Intelligence Quotient=知能指数)が遺伝的な資質による学習能力であるのに対し、EQは誰もが開発可能。
有効に活用することができます。

人にダイナミックさを与えているものは、紛れもなく感情です。

Emotions drive people, people drive performance.


人が生み出す成果や幸福のすべてが、感情によって生まれているのです。