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EQ実践者の声「あらゆる仕事は 感情労働」

by : EQチェンジエージェント|感性労働研究所 宮竹 直子  | 

2015年8月6日 | 

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コールセンターでの電話応対業務も、
教師も、看護師も、営業職も、
あらゆる仕事は「感情労働」。
自分を知り、相手の「感情」を理解した行動が
仕事をやりがいに満ちたものにしていきます。


株式会社感性労働研究所 代表取締役
日本電信電話ユーザ協会電話応対技能検定指導者
宮竹 直子 様

EQPCプラクティショナー
SEI EQACアセッサー

 


宮竹直子さんは、株式会社ジェーシービーで、人材開発、品質管理、コミュニケーションセンター長などを歴任後、ジェーシービーの契約社員採用と若手社員育成を担当する株式会社ジェーシービー・サービス代表取締役社長を経て、株式会社感性労働研究所を設立。

音声から感情を可視化し、色彩として認識するST(Sensibility Technology=感性制御技術)とEQとの組み合わせにより、テレコミュニケーターの研修、EQ活性化トレーニングをはじめ、女性の活躍推進や、経営者層への各種ビジネスセミナーを展開しています。

さまざまな仕事を「感情労働」ととらえ、ワクワクしながら働くことを提唱する、ユニークな方向性が注目されています。

自身の転機を定めたら自分に求められていることが明確に。
自分の棚卸しを経て起業へ

50歳の誕生日を機に、独立を視野に入れながら、自分自身の棚卸しに取り組みました。起業セミナーに参加したり、さまざま資格取得の情報を入手したりするなかで、人材開発・育成という、これまで長く培ってきた経験を生かし、人の役に立てないだろうかと考えるようになったのです。

男性ばかりの起業セミナーが、知識・能力を重視したビジネスプランニングに偏り、雰囲気が重苦しかったのに対し、女性のための起業セミナーは、参加者がそれぞれに「夢を実現させたい」という思いを持っていて、非常に前向きで明るかったのが印象的でした。その前向きさに後押しされ、私も自分が心からやりたいことで起業しようという方向性が定まりました。

EQの成果を目の当たりに

在職中、黒田眞紀子さんの株式会社コミュニケーション・アカデミーのWebサイトでEQを知り、コールセンターの女性たちの教育に取り入れ、成果を実感していました。それまで喜怒哀楽を極力表に出さないように仕事をしていた女性たちが、EQを学ぶことで前向きに変わっていく様子は感動的ですらありました。

起業にあたり、シックスセカンズジャパンのアライアンスパートナー(*1)となり、EQをより多くの人に伝える役割を担うとともに、在職中から関心のあったST(Sensibility Technology=感性制御技術)も導入。

コミュニケーションの向上による仕事のサポートや、職場環境の改善などに貢献していくことをミッションとする株式会社感性労働研究所を2013年8月に立ち上げました。

コールセンターの電話応対はもちろん、CA(キャビンアテンダント)も、教師も、看護師も、営業職も、人とのコミュニケーションを必要とするすべての仕事は「感情労働」と呼んでいいでしょう。相手の感情も、自分の感情も大事にしながらコミュニケーションする視点やスキルを身につけることで、感性はより磨かれていきます。

それをサポートし、ワクワク感を持って働く方向へとナビゲートしていけたら。「感性労働研究所」という社名には、そんな思いを込めています。

感情の視覚化

「感情」「感性」というと抽象的なイメージがありますが、EQは感情に基づく行動の特性を視覚化して示し、STは音声を分析して感情を色彩で表現します。どちらも感情を視覚化することで、対話している相手の感情や、自分自身の感情を理解するのです。

当社では、この両者の理論とノウハウを組み合わせ、日本の企業で働く女性たちの仕事の現場に合わせたトレーニングプログラムを検討、実践し、コミュニケーションスキルを高めるサポートを行っています。最近は、女性の部下を持つリーダーたちの研修セミナーといったニーズも高まっていますね。

ふだんは意識していない、あるいは、仕事のなかで抑えている感情を言葉で表すことにより自分自身で意識することは、結果を見据えた思考や行動をしていくうえで非常に重要です。

「自分の気持ちに正直でいい」と気づくことで、仕事のストレスは軽減しますし、モチベーションを向上させ、維持するきっかけにもなります。

仕事をするならワクワク楽しく働く方が幸せですよね。そんな職場をいっぱい作っていくお手伝いをしていきたいのです。

コミュニケーションが苦手なシニア世代や
ボキャブラリーが減少している若年層にも

現在は企業に働く人を対象にサービスを提供しています。でも、最近、シニア世代や若年層にも切実なニーズがあることを実感しています。現役を卒業したシニア世代のなかには、地域社会でのコミュニケーションが得意ではないという方が少なくありません。

また、子どもの頃から豊かとはいえないボキャブラリーで生活してきて、人とのコミュニケーションがうまくできないという若年層の悩みも耳にします。

相手の感情を思いやり、自分の気持ちを伝えるコミュニケーションスキルを磨くことは、仕事の場面だけでなく、人生を豊かにするためにも大いに役立ちます。

今後は、そうしたニーズにも耳を傾け、シックスセカンズジャパンとのパートナーシップのもと、EQの視点やノウハウを活用していきたいと考えています。