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EQをもっと知る

EQ研究の始まりは1987年の夏、2人の心理学者から

感情知能 EQの研究は、1980年代にアメリカの2人の心理学者の語らいから始まりました。二人が見出した「賢い意思決定には、IQ(知能指数)とは別の知性が影響している」との仮説が「感情知能=EQ」研究の土台となり、「感情」「意思」「行動」をトータルに考えたシックスセカンズ社のEQモデルへと結実していきます。

EQ研究の発端

ピーター・サロベイ博士(現イエール大学学長、イエール大学心理学教授)とジョン・メイヤー博士(現ニューハンプシャー大学心理学教授)。若き心理学者だった2人は、1987年のある夏の日、認識や感情に関する研究について語らいながらペンキ塗りをしていました。議論は政治家の思考や行動におよび、2人とも「これほど賢い人が、これほど愚かな行動をとってしまうのはなぜなのか」、不思議に思ったと記述しています。

その要因として、2人は
賢い意思決定には従来のIQで測定した知性を超えるものが必要
従来と異なる知性が無ければ、現実に起こっていることの説明ができない

という結論に至りました。これがEQ研究の発端です。

IQ偏重からEQの視点へ そしてシックスセカンズの誕生へ

Emotional Intelligence教育の唯一の先進校 ヌエバスクール
●The Nueva School ヌエバスクール
カレン・マッカーンが1967年に設立し、社会性と情動の学習を活用した、先駆者的な教育機関。米ブルーリボン賞を2度受賞をしている米国を代表する学校。

1960〜70年代にかけ、人口知能や脳科学の研究が進むなか、心理学の世界においても「感情」と「知能」の解釈の見直しが加速度的な進展を見せました。

一方、多くの思想リーダーや研究者が、1970〜80年代に起きた数々の政治的大事件や、倫理観を軽視した退廃的な世相は、IQに偏り過ぎた教育システムの結果であるという説を主張。IQとは異なる知性の源泉として「感情」への注目が集まります。サロベイ博士とメイヤー博士が提唱した仮説、そしてEQ理論は、より実践的な研究の舞台にあがり、さまざまな分野の専門家によって「感情知能」の概念がかたちづくられていくのです。

それに先立つ1967年、シックスセカンズの会長であるカレン・マッコウンは「子供をランク付けするのを止め、子供達がそれぞれに持って生まれた才能や資質を見つけ、それを伸ばす」ことを目標としたヌエバスクールを開校しました。

1995年、著書『Emotional Intelligence(邦訳:『心の知能指数 EQ』)』で、新しい知能論としてEQを世界に広めた米国心理学ジャーナリスト ダニエル・ゴールマンは、このヌエバスクールを「Emotional Intelligence教育の唯一の先進校」と紹介しています。

ヌエバスクールにおける教育現場での実践的な知見と理論を、ビジネスをはじめとする、より幅広い分野で活用するために、同校のトップたちと、前述のピーター・サロベイ博士を筆頭に心理学、脳科学、教育界、ビジネス界の有識者によって1997年に構成されたのが、サンフランシスコに本部を置くNPO法人シックスセカンズです。

科学的な裏付けを得たEQの世界的な広がり

ダニエル・ゴールマンは、前出『Emotional Intelligence』の中で、大脳生理学の見地から感情の発生、制御のメカニズムを説くとともに、サロベイ、メイヤー両博士の論文(1990)をベースに、感情をコントロールして人間関係を上手に維持する知性の発揮こそが、ビジネスや自身を取り巻く社会生活を豊かに築くキーであると展開しました。

理論のみならず、社会生活におけるEmotional Intelligenceの活用について、さまざまなシーンでの具体的例を挙げながら、実践しやすいように説明したことにより、EQは世界的に認知されるようになりました。ここ日本でも、邦訳された『心の知能指数 EQ』のヒットとともに急速に浸透します。

21世紀に入ると、科学技術の進歩により、CT、MRI、PET、NIR(近赤外分光法)などを駆使して脳の活動を可視化する脳機能イメージングや、脳の各部位がどのような働きをしているか調べる脳機能マッピングがおこなわれるようになりました。「感情」と「思考」が脳の機能として密接に関わりあっていることが解明され、それまで仮説であったEQ理論に、確かな裏付けがなされたのです。

シックスセカンズのEQ開発

シックスセカンズでは、ヒトの脳機能に合わせた人選・教育・研修などの開発しています。社会生活におけるさまざまな課題に「感情」の視点を組み入れることで、目的が達成されやすくなることが科学的に証明されたため、全世界で導入が進んでいます。

そして、次々と解明される脳機能の定義をより精緻化し、社会生活の中で実践するためのモデルを開発。世界中の教育機関、企業、スポーツチーム、国防、政府機関に積極的に活用される新時代に突入したのです。現在、世界で主流となっているEQ検査・アセスメントは、測るだけでなく、現代社会で応用しやすいように改良を進めたものです。

EQ能力によって表れる行動の差

ピーター.ドラッカーは、21世紀を「協業の時代」といい、EQを使いこなせない人材や組織が増加すると次のような問題が発生しやすいと説いています。

  • ■感情をコントロールすることがうまくできない
  • ■自分を励ます、鼓舞することがうまくできない
  • ■人間関係をうまく構築できない
  • ■人間関係の問題をうまく解決できない

これでは企業などの組織で仕事が思うように進まず、成果が出ません。プライベートでは、親族、パートナー、子供、近隣間などにおいて問題が起こるということです。

ダニエル.ゴールマンによると、EQ能力を発揮している人は次のような人です。

  • ■自分自身を動機づけ、挫折してもしぶとく頑張れる人
  • ■衝動をコントロールし、快楽を我慢できる人
  • ■自分の気分をうまく整え、感情の乱れに思考力を阻害されない人
  • ■他人に共感し、希望を維持できる人

これらは、ビジネス現場、教育現場、家庭でも共通します。問題を起こさず、着実に成果をあげるためには、感情に賢く、たとえ困難にあっても、笑顔で受入れ取り組めることが重要です。これができれば、周囲から敵視されることなく、人間関係を構築していけます。結果、仕事は順調に進み、プライベートも充実し、人生を楽しみながら、歩める人となるのです。

EQ発揮がよりよい未来を創る

脳科学の進歩は、思考力、推理力、想像力、決断力、対人関係力などが感情に大きな影響を受けている事実を証明しました。意図する目標や成果を得るために適切な思考・行動・態度をとるためには、適切な感情活用が不可欠なのです。

しかし残念ながら、適切な感情活用がおこなわれているとはいえない事象が、日々の新聞にあふれています。

  • ■予測できたが、行動しなかった結果起こった悲惨な重大事故
  • ■適切に判断すれば行われなかった不正行為
  • ■誰かが手を差し延べていれば助かった命

がどれほどおおいことでしょう。これらすべては、人間の持つ「思考と感情の調和」が崩れている結果です。

人間の脳は、どんな場合にも、得られる情報を汲み取り、思考と結びつけて活用します。

「知識・情報」が豊富で、「能力・技量・才能・理解力・適正」に長けており、「経験・体験」が豊富な人でも、適切な感情利用ができなければ成果は小さくなります。

EQの活用が上手な人は、自己コントロールに長けており、対人コミュニケーションが得意です。知識の獲得、能力開発、経験する際の物事の捉え方も、前向きで効率的です、知識不足、経験不足を桁外れの人間力でカバーしています。EQの発揮は、個人、組織、地域、国、世界をより良い方向へ向けて行くために必要なのです。

自分のEQを知りたくありませんか?

音楽の能力について考えてみましょう。曲を聞いただけで正確に歌え、正確に楽譜を記入でき、楽器を使って演奏できる人達がいます。それは音楽能力の学習・開発の成果です。上手に歌いたい、楽器を奏でたいという人は、まず自分がどのくらいのレベルにあるのかを認識し、学習を開始します。現在のレベルと目標に合わせた適切な学習を進めることで、より高いレベルに達し、さほど意識することなく行えるようになることは誰もが知っています。

EQ能力も同じです、発揮できる人は、深い思考・冷静な判断が行え、自己犠牲を払え、誰からも好かれます。逆に発揮ができていないと、簡単なミスを起こす、リスクの怖さからイライラしてしまう、人に対し意図しない感情的な態度をとってしまうことが多いでしょう。

EQの開発も、まず自分のEQ発揮状況を正確に知ることからスタートします。

自分のEQ発揮状況を把握する方法の一つがEQ検査です。シックスセカンズではSEIというEQ検査を開発し、提供しています。SEIは世界中で使われており、45年間の研究成果を活かし、EQの開発も目的に設計されているアセスメントで、最新版がバージョン3.1です

まず、あなた自身の現状を把握しましょう。そして成功のために、EQ能力を開発しましょう。

シックスセカンズジャパン株式会社

Six Seconds® Japan,Inc.

〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町18-1 ハニー小伝馬町ビル6F