IQ偏重の時代

賢き人々の愚かな意思決定

1960年代後半から70年代の米国では、J.F.ケネディ大統領の暗殺、ベトナム戦争の泥沼化、ドルの金本位制の崩壊、ウォーターゲート事件といった大きな事件が起こっていました。これらの出来事の大半は、IQの高い賢い人達によって意思決定されたものばかりです。

  • ヒッピーの出現
  • 薬物の乱用
  • フリーセックス
  • 暴力、銃による悲劇的・刹那的な事件の増加

など、本来の人間が求める幸せな状態は消え失せ、市民生活も退廃化していました。

「IQ偏重主義」と「知性の多重性理論」

次世代を担う子供たちの教育現場に目を向けると、IQ偏重の教育システムが体系的に構築され、運用されていました。

IQ偏重の時代このような状況の下、ハーバード大学教育学部のH.ガードナー博士は「欲望や衝動のコントロール力の低下、倫理観の欠如」などの課題は、人間の知能のごく一部しかみていない「IQ偏重主義の教育システム」が原因ではないだろと考え、知能を幅広く捉えるべきという理論「知性の多重性理論」を提言しました。

H.ガードナー博士は次のように述べています。

「現在の学校教育は、すべての子供を大学教授に仕立てようとするかのような内容です。そのような狭い基準のみで、子供達を評価しています。学校はいい加減に子供をランク付けするのを止めて、子供達がそれぞれに持って生まれた才能や資質を見つけ、それを伸ばしてやることに力を注ぐべきです。成功に至る道は何百何千とあるのだし、そのために役立つ能力だって実に多種多様なのですから」


そして数ある知能を上げました。(2009年時点)

  • 空間的(Spatial)
  • 言語的(Linguistic)
  • 論理数学的(Logical-mathematical)
  • 身体運動的(Bodily-kinesthetic)
  • 音楽的(Musical)
  • 対人的(Interpersonal)
  • 内省的(Intrapersonal)
  • 博物学的(Naturalistic)
といった知性が存在し、評価すべきだとしました。

シックスセカンズの会長である、カレン・マッコウンは、1967年に「子供をランク付けするのを止めて、子供達がそれぞれに持って生まれた才能や資質を見つけ、それを伸ばす」ことを目標としたヌエバスクールを開校しています。

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