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MINI POP-UP KIT |優しさを育もう

by : 6SJ広報  | 

2019年7月1日 | 

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子どものうちは、そこまでストレスフルではないのではないでしょうか。いじめ、孤独、および社会的圧力が増えるのに伴い、私たちは家族やコミュニティで慎重に親切を教え、時には身近なモデルであらなければなりません。

今回のPOP-UP MINI KIT*では、「優しさ(親切さ)」を表現する方法を一緒に考えてみたいと思います。

*国連制定「11月20日世界こどもの日」に合わせてSix Secondsが11月をメイン月間として取り組んでいるPOP-UP Festival。MINI KITは、メイン月間に合わせて登録者にのみ共有されるワークキットとは別で皆さんへお届けする、お手軽に体験できるPOP-UPワークです。シックスセカンズジャパンより、日本語版にしてお届けしております。

これって親切?不親切?

まずはじめに:
親切であるとは、「お願いします」や「ありがとう」と言葉でただ言うよりも、もっと深い概念と言えます。行動が誤っている場合には、かえって混乱を招いてしまうことさえあります。
どうやって優しさを示すことができるでしょう?「人のためになる」という意図を、どのようにはっきりと言動で表現することができるでしょう?

ゴール:
このワークでは、同じ言動が、文脈や意図によって、いかに親切にも不親切にもなり得るのか、ということを探索してゆきます。

ステップ:
(1) 以下の中からお子さんにぴったりのトピックを選んでください。どれか1つでも、すべてでも構いません。選んだトピックを声に出して読みます。複数選んだ場合は、トピックを1つずつ小さな紙に書いて、カップや袋や帽子など器に入れます。

間違ったことをしたと人に言いふらす|「あなたが~~をした時、すごく傷ついたよ」と言う|大声で笑う|抱きしめる|褒める|ノーと言う|イエス!と言う|誰かを止める|誰かを助ける|冗談を言う

(2) 器からカードを取り出し、声に出して読みます。2つの質問をしてみましょう。「これを親切だなと受け取ったことはある?」「これを不親切だと受け取ったことはある?」。もしお子さんが複数いる場合には、色々なお子さんに答えていただくのもOKです。もし実際に経験をしてなさそうな場合は、何かお話を作っても、アニメのストーリーから思い返して話すのでもOKです。

(3) すべてのトピックを話し終えたら、プラスαに進んでみましょう!

たとえば: 引いたカードが「冗談を言う」だった場合、「●●くんが先週お昼を食べているときに、僕の絵がダサいといって笑ったんだ。あれは優しくなかった」と話すかもしれませんし、一方で「昨日悲しくて泣いていた時に、●●ちゃんがいろんな面白い話をして気持ちを楽にしてくれて、すごく優しかった」と話すかもしれません。

(4) トピックについて話している様子などは、ぜひSNSへ投稿してください!その際はぜひ、#EQPOPUP 又は #すべての子どもたちにEQを というハッシュタグを付けてご投稿いただければ、より多くの子どもたちへEQを届けるきっかけとなります。また、SNS投稿でなく、6SJ広報までメールにてお送りいただくのも大歓迎です!(*)
SNSへ投稿いただいた画像や動画、6SJへお送り頂いた写真は、米国本部へ共有したり、シックスセカンズジャパン公式ウェブサイトや各種SNSにてご紹介させて頂きます。

プラスα:
もし、もう少し深めることができそうだったら、こんなことを話すのはいかがでしょう?

  • 「優しい」か「優しくないか」の違いは、何がもたらしているんでしょう?
  • 自分自身が「親切」か「不親切」か、どうしたらわかると思いますか?
  • 優しくあるためには、何を心掛けるのが大切ですか?
  • 親切にしようとしていたのに、実は不親切だったとわかったとき、あなたなら次どうしますか?
  • このワークを通じて、親切さについて、新たな発見がありましたね。これをどうやって周りの人にシェアしますか?

 


POP-UP Festivalとは、子どもたちの健康や、子どもたちとの関係性、そして未来をポジティブに変革していく子どもたちの可能性を豊かにするために、感情知能EQが重要であるという認知を拡大するためのファミリー・フレンドリーなイベントです。国連が制定した世界子どもの日(11月20日)に合わせ、Six Secondsでは米国本部が旗を振り、毎年11月の1か月間をメインの期間として、世界中のEQネットワークの仲間と共に「世界こどもの日のための、POP-UP Festival」に取り組んでいます。

子どもたちとEQが学べるアクティビティキットを米国本部が無償で共有します。一部は日本語化され、安心してご利用いただけます。講座の参加や認定資格の有無に関わらず、どなたでもご参加可能なイベントです!

ぜひ、ご参加ください!

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