MINI POP-UP KIT |好奇心を育もう
by : 6SJ広報 |
2019年7月24日 |
たくさんの大人は、子ども達の未知の領域や新たな遊び、学習への好奇心に憧れています。そして結局のところ、子ども達の好奇心は科学的にも非常に有益なものです。調査によると、子ども達の好奇心は、脳の活性化、共感力の増長、そして社会との繋がりをより密なものとしてくれることがわかっています。しかし、大人が既に分かっているように、好奇心は年齢とともに徐々に小さくなっていきます。
今回のPOP-UP MINI KIT*では、「好奇心」を刺激し、より豊かにすることを目指します。
*国連制定「11月20日世界こどもの日」に合わせてSix Secondsが11月をメイン月間として取り組んでいるPOP-UP Festival。MINI KITは、メイン月間に合わせて登録者にのみ共有されるワークキットとは別で皆さんへお届けする、お手軽に体験できるPOP-UPワークです。シックスセカンズジャパンより、日本語版にしてお届けしております。
好奇心ミッション
まずはじめに:
好奇心は年齢とともに薄れてしまうものですが、個人の成長や人間関係の構築、効果的な学習のためには不可欠です。好奇心の継続をどのように実践していきましょうか?
ゴール:
このワークでは、子どもと大人両方が、好奇心を持ってやっている馴染みのあるタスクや習慣を見つけていきます。
ステップ:
(1) いつもやっているタスクや習慣をいくつか書き出してみましょう。例えば、「スーパーへ買い物に行く」「ご飯の後片付けをする」「公園を歩く」などなど。これを好奇心ミッションと呼びます。
(2) 好奇心メガネを作ります!紙や、モールやビーズ、セロファンなど、持っているもので、子どもも大人も含めた参加者全員が自分だけのオリジナルメガネを作ります。「これを掛けているときには、色々な物事がいつもと違う形で、いつもよりもワクワクして見えます」と説明しましょう。
(3) 最初に作った好奇心ミッションを、このメガネを付けて新しい方法でやってみましょう。例えば、「スーパーで陳列棚ごとのライトや冷蔵温度に興味を持ってみる」「子ども達の目線で家の中を歩いてみる」「公園まで別の道で行ってみよう」など。
[参考] 大人としては、好奇心や新たな発見の芽をエンカレッジできている(励まして応援できている)か、潰していないか、意識を払ってみてください。特に、恐れvs安全、反対vs受容について、どうコミュニケーションを取っているか注意を払って気に掛けてみましょう。もちろん安全はいつも配慮しなければいけませんが、何について「yes」と言って、何については「no」と言うのか、自分に対して好奇心を向けてみてください。安全か、安全でないかをどうやって決めているでしょう?大人は、恐れ・反対・欠席を理由に、子ども達の好奇心を妨げています。どうしたらもっと、好奇心をエンカレッジできるでしょう?
(4) 好奇心メガネを掛けて写真を撮り、ぜひSNSへ投稿してください!その際はぜひ、#EQPOPUP 又は #すべての子どもたちにEQを というハッシュタグを付けてご投稿いただければ、より多くの子どもたちへEQを届けるきっかけとなります。また、SNS投稿でなく、6SJ広報までメールにてお送りいただくのも大歓迎です!(*)
SNSへ投稿いただいた画像や動画、6SJへお送り頂いた写真は、米国本部へ共有したり、シックスセカンズジャパン公式ウェブサイトや各種SNSにてご紹介させて頂きます。
プラスα:
もし、もう少し深めることができそうだったら、こんなことを話すのはいかがでしょう?
- 好奇心を持って日々の習慣的を見てみると、どう感じましたか?
- 好奇心に満ちた人生にするには、どんなことができるでしょう?
- 大人の場合は、子ども達の好奇心に対して、どのようにエンカレッジまたは反対をしていますか?
POP-UP Festivalとは、子どもたちの健康や、子どもたちとの関係性、そして未来をポジティブに変革していく子どもたちの可能性を豊かにするために、感情知能EQが重要であるという認知を拡大するためのファミリー・フレンドリーなイベントです。国連が制定した世界子どもの日(11月20日)に合わせ、Six Secondsでは米国本部が旗を振り、毎年11月の1か月間をメインの期間として、世界中のEQネットワークの仲間と共に「世界こどもの日のための、POP-UP Festival」に取り組んでいます。
子どもたちとEQが学べるアクティビティキットを米国本部が無償で共有します。今年はその一部を日本語化し、シックスセカンズジャパンからも皆様へ共有いたします。講座の参加や認定資格の有無に関わらず、どなたでもご参加可能なイベントです!
ぜひ、ご参加ください!
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