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キャリアコンサルタントのためのEQ

by : 6SJ  | 

2017年2月26日 | 

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厚生労働省が進めるキャリアコンサルタント10万人計画を
シックスセカンズジャパンは応援します。

なぜならば複雑化する現代において老若男女の皆さんが「心の伴走者」を必要とする時代になっているからです。そして、伴走者の役割を担うのがキャリアコンサルタントと考えるからです。

そしてなによりキャリアコンサルタントが社会インフラとして活躍していただくためには、キャリアコンサルタントの必須装備能力として自らのEQ活用を推奨したいからです。

 

ポジティブチェンジを支援する、心の伴走者のプロとして

弊社のスタッフはみな、キャリアコンサルタントの資格を保有しています。またキャリアコンサルタント資格保有者でシックスセカンズEQグローバルネットワークの認定資格を取りに来られる方もまた多いようです。その理由は「目指すもの“クライアントのポジティブチェンジを支援する” が同じだから」だと思います。

シックスセカンズはポジティブチェンジを「クライアントが心身ともに健康的でバランスの良い人生を、自らのEQを活用することで実現できるという確信を持つこと」と表現しています。

キャリアコンサルティングでは「クライアントがコンサルタントとの面談を通じ、自己理解を深め、自らの方向性と可能性に気づき、方策実行の決意を自ら固める」ということがポジティブチェンジです。

ポジティブチェンジは、「やるべき」「あるべき」という思考だけでは生まれません。「やってみたい」「そうありたい」「やれそうだ」「なれそうだ」という感情面が醸成されないとポジティブチェンジへの行動には踏み切れないのです。

 

バランスの良い思考と感情の融合には、EQの活用が欠かせない

「やるべき」「あるべき」という思考面の整理は割とたやすくできますが、「やってみたい」「そうありたい」「やれそうだ」「なれそうだ」という感情面の整理は意外と難しい。

では、クライアントの中にポジティブな感情を醸成するためにはどのような関わりが必要なのでしょうか。

2つのアプローチが必要となります。

1つは自己効力感の醸成であり、もう1つは自分の人生に対する興味や好奇心の醸成でしょう。
そして、2つは相互に絡み合います。

「できる→やってみたい」は成立しますが、「やってみたい→できる」は成立しにくいものです。日常生活においてできるという感情(自己効力感)がいつも先に来るか、と言えばそうとも言ません。「やってみたいが、できない」という葛藤も日常茶飯事です。

ここで大切なことは「興味や関心が生まれると新しい自分をプロデュースしようとするモチベーション(ドライバー)が生まれる」ということに着目し、小さな成功体験をスタートさせることです。

これを行うには、クライアントに自己効力感を醸成させるスキルがキャリアコンサルタントに求められます。

それは、クライアントの感情を認識し、感情に応えながら、隠れている感情に訴えかけるスキルの習得です。

では、どうすればクライアントの自己効力感を高めるスキルを習得できるのでしょう。

 

Six SecondsのEQモデルを理解し、
クライアントの8つのEQコンピテンシーを高める支援スキルを習得する

「やるべき」「あるべき」という思考面の整理は割とたやすくできますが、「やってみたい」「そうありたい」「やれそうだ」「なれそうだ」という感情面の整理は意外と難しい。

Six SecondsのEQモデルが、その整理を助けます。シックスセカンズジャパンでは、1日でEQを理解するEQ基礎講座Unlocking EQ(EQの扉を開けよう!)を用意しています。更にキャリアコンサルティングの実践に活かしたい方のために、3日間のEQプラクティショナー認定コースEQアセッサー認定コースを用意しています。認定は米国本部が行い、CCE(ICF; International Coach FederationよりICF有資格者のための継続学習プログラム)のクレジットがつく国際認定です。

これらのコースに参加し、EQ理論、EQモデル、EQコンピテンシーの開発の仕方等を習得することで、クライアントの感情を識別し、感情に応え、訴えかけるスキルが格段に向上します。

ちなみに、認定資格保有者が難関な国家試験であるキャリアコンサルティング技能士検定をパスしているのは、クライアントの感情面に精緻な配慮ができ、なおかつクライアントが感情面で納得感を得られる面談をすすめる訓練ができているからではないか、と考えています。

ぜひ、シックスセカンズジャパンのセミナーEQチェンジエージェントが実施するワークショップに足を運んで、その効用を体験してみてください。