リーダーシップとEQ
by : Six Seconds |
2019年7月28日 |
ビジネスにおいて、トップパフォーマーとその他の従業員の差は、どこからくると思いますか?
トップパフォーマーとその他の従業員の差は、80~90%がEQの領域によるものです。
(「EQ~こころの知能指数~」著者ダニエル・ゴールマン)
本記事はSix Seconds本部「Business case2016」を基に編集しております。
画像をクリック頂くと元の資料・原文記事をご覧いただけます。
リーダーの傾向を予測する
感情について賢いリーダーがより効果的なチームを創り出すのでしょうか︖それとも「ビジネス的な賢さ」と「伝統的な知性」がそれをもたらすのでしょうか︖
英国海軍では、261人のメンバーのIQ、マネージメント能力、EQ、総合的なパフォーマンス、性格、の5つ尺度を測定し、EQとリーダーシップの関係について研究を行いました。
(C Dulewicz , M Young, & V. Dulewicz, 2005)
研究の対象者は、将校と水平(将校以外)の2つのレベルの役職です。
結果、リーダーシップの傾向を予測する上のに、EQが最も重要であることが示されました。マネージメント能力とIQに比べ、EQの方が「総合的なパフォーマンス」「リーダーシップ」の2つの業績を予測することが明らかとなったのです。
EQは、より高いレベルの組織において、リーダーシップとパフォーマンスに大きく寄与しました。(つまり、EQは上級将校にとってより一層重要となります)
EQによる人事配置は、経済的な結果をももたらす
EQとリーダーシップの関係は飲料会社PepsiCoにおける調査でも明らかでした。Pepsicoと行ったパイロットプロジェクトでは、EQによって選出されたエグゼクティブは、他の同僚よりもはるかに優れていました。
- 10%の生産性向上
- 87%経営陣の離職率が減少
- 375百万ドルの経済的価値の向上
- 1000%以上の投資対利益率
同様に、Johnson&Johnsonの358人のリーダーを対象にした研究は、優れた功績のあるリーダーとEQとの間に強い関連があることを明らかにしました。
(Kathleen Cavallo, 2002)
EQに優れたリーダーには、いったいどんな違いがあるのでしょうか?
ビジネスケース2016「リーダーシップとEQ」ダウンロードはこちらから
本記事の全文・調査について詳細をご覧になりたい方は、こちらからダウンロードいただけます。