【従業員エンゲージメント2倍・純利益110%増】EQ×人事DXで急成長を支えたServRx社の成功事例
by : シックスセカンズ米国本部(シックスセカンズジャパン編集) |
2025年7月30日 |
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背景:成長企業が直面した「カルチャーの停滞」
ServRx社(医療関連IT・従業員約150名)は、労災処方箋の電子化を通じてクライアントに大幅なコスト削減をもたらし、急成長を遂げていました。しかし、ビジネスの拡大に伴い、創業期に築いた文化やチームの一体感が失われつつありました。
CEOのTodd Delano氏は、「人」に目を向けない限り、組織が次のステージに進めないと感じ、感情知能(EQ)を軸に据えた変革に踏み切りました。
導入のポイント:EQアセスメントと組織風土の可視化
ServRx社は、Six Seconds社が提供するSEI EQアセスメント「SEIリーダーシップレポート」と、「組織風土診断ツール(バイタルサインシリーズ)」を導入。現状の組織風土を定量的に把握し、課題を明確化しました。
●初回組織風土診断「バイタルサイン」での「エンゲージメント」スコアはわずか31%
●特に「チームワーク」は世界最低水準(下位25%)
具体的な施策と実施内容
EQに基づく文化変革は、以下のような多層的なアプローチで行われました。
CEOのトッド氏は、自らEQプラクティショナーコースを受講し、EQに対する理解を深め、実践力を高めた
「SEIリーダーシップレポート」を用いて実際の組織課題をEQ視点で再構築し、行動計画に落とし込む
「世代間ギャップ」「信頼構築」「変化への対応」などをテーマに実施
各社員のデスクにBBPを掲示、日常的な対話の中で活用
組織文化の一貫性を担保
導入後の成果
導入からわずか1年で、以下のような劇的な成果が得られました。
●エンゲージメントスコア:31% → 71%(+40ポイント)
●離職率:大幅改善(非公開)
●収益:前年比+25%
●純利益:前年比+110%
●人員増加はわずか15%に抑制
成功のポイント:EQを「共通言語」に
ServRx社の成功要因は、EQを一過性の研修ではなく、「共通言語」として組織に浸透させた点にあります。
●EQをパフォーマンス評価・1on1・人材配置に活用
●「バイタルサイン」など定量ツールで、組織変革を継続的に測定
●リーダーがまずEQを実践し、行動で変革を牽引
導入企業の声
「数字に強い私だからこそ、感情面を可視化して、マネジメントに活かせることの価値を実感しています。」(CEO Todd Delano氏)
まとめ:EQ×人事DXで「人」が主役の組織へ
ServRx社の事例は、EQの可視化とDXツールの活用が、エンゲージメントと業績向上の両立を実現できることを示しています。これからの時代に求められる「人中心の組織づくり」、第一歩を踏み出しませんか?
シックスセカンズジャパンでは、業種・規模を問わず、さまざまな組織でのEQ活用事例を公開しています。
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Six Secondsグループは、グローバルで、科学に基づき、実用性の高いEQを世界各国で伝えています。日本オフィスであるシックスセカンズジャパンでは、最先端のEQの情報を日本語で発信するほか、Six Seconds国際認定資格セミナーの国内開催を行い、資格を持ち日本各地で活躍するEQチェンジエージェントと共に日本全国へEQを届けております。