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イノベーションと感情知能(EQ)

by : グロースワークス合同会社|宮木 俊明  | 

2024年6月20日 | 

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※この記事は、シックスセカンズ認定資格者として活躍するパートナーの皆様による、実践事例やEQ活用のヒントを紹介する記事です。

イノベーションを担う人材に関する議論は、デザイン思考における共感力や、推進ドライバーとしての内発的動機、ビジョンを描く力、周囲を巻き込む力など、感情に近い領域でよく行われます。しかし、イノベーションに関わる人々は、合理的・科学的なアプローチだけでは不足している事を「人間中心」などとうたいながら認めつつも、実のところ「人間らしさ」の根幹をなすであろう「感情」を取り扱う知能であるEQ(感情知能)に注目することは決して多くないように見えます。 

 他方で、昨今のビジネス環境において、あるいは社会課題を解決する上でも、イノベーションやそれにまつわる手法・思考法は欠くことのできない要素である事はかなり浸透していると言えます。それにも関わらず、感情の専門家、とりわけビジネススキルとしてのEQ開発を担う人々の間でも、「EQとイノベーションとの関連」は決してメイントピックスではないのです。いわゆる人材育成や教育の範囲に包含されていると言えばそうなのですが、なぜかビジネス界の重要トピックスである「イノベーション」関連に注目して大っぴらに語られることは少ない状況を観察しています。

 私は、イノベーションへの挑戦者を支援すると同時に、自らもイノベーションへ挑戦し続ける中で、新規事業開発・人材開発・組織開発の「三位一体開発」を提唱するようになりました。そして、その中で自然と、イノベーションの手法の探求と同時に、人材開発に必須な「EQの開発」に取り組み始めたのです。
 現在は、イノベーションの支援者としての立場では、ビジネスモデルイノベーション協会の理事としてグローバル標準のメソッドの普及啓蒙に携わりつつ、国際的なEQ開発組織である6Secondsの国際認定資格の保持者としても、様々な人や組織のEQ開発を推進しています。そして実践者としての立場では、いわゆる大企業でビジネス開発グループのリーダーをしながらメンバーと共にイノベーションに挑戦し続ける中で、EQ開発にも取り組んでいるのです。

 しかし、「イノベーションとEQ」について、それぞれに関わる人や組織と社内外で接する中でも、それらが統合的にアプローチされている事例をあまり見聞きすることはありませんでした。そして、そこに違和感を持ってきたことが、本稿を記してみようと思った大きな動機です。
 例えば、同一社内でそれぞれの教育が実施されてきたとしても、「イノベーション教育」と「EQ教育」は全く別の文脈で別の部門が取り扱っていたりもします。

 イノベーターとEQ推進者の双方が、それぞれの重要性自体はおそらく相互に認めつつも、なぜ、統合的なアプローチがなされていないのか?それぞれ以下のように考えることができそうです。

≫EQとイノベーションの深い関係についてはこちら(記事の全文)≫

グロースワークス合同会社
宮木 俊明

Six Seconds Japan シックスセカンズジャパン EQ Six Seconds

宮木 俊明
グロースワークス合同会社

「社会に新たな価値を創造する挑戦者を増やすために、挑戦者を支援するとともに、自らのイノベーションへの挑戦を発信し続ける」をミッションに、先人の叡智を自らの実践を通じて得たインサイトと共に、楽しく豊かな学びの場を共創します。