EQ cases

サンカルチャー社のEQに基づく次世代リーダーシップ開発

by : シックスセカンズ米国本部(シックスセカンズジャパン編集)  | 

2024年9月24日 | 

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SunCultureは再生可能エネルギーである太陽光発電技術の会社で、持続可能性をその事業理念の中心とします。同社は、成長と共にリーダーの育成に投資し、メンバーに最適化されたEQトレーニングを実施しました。

概要

重点領域: SunCultureでは、組織がスタートアップからポストシリーズA企業へと成長する中で、個人として優れた成果を上げる人材を組織のリーダーへと移行させる支援の必要性を認識し、EQ に基づくリーダーシップ開発を実施することにしました。
実施戦略: Six Seconds のパートナー企業であるPTS AfricaがSunCultureと協力して、全部門の責任者向けに3か月間のモジュール型リーダーシップ開発プログラムを開発・実施しました。
成果: SunCultureのリーダーシップ開発プロジェクトに参加した者は、主要な感情知能スキルとリーダーシップの成果において大幅な向上を示しました。

プログラムに参加したSunCultureマネージャーの感想

“このプログラムに参加したことによって、自分の強みと改善点について多面的に考えるようになりました。業務の中で、その時点で最大限活用できることは何か、サポートが必要なことは何かを考えるきっかけとなりました。このプログラムは、上司や直属の部下との間で有意義な会話を生み出し、より強固で生産的な関係を築く結果となりました。”

状況

SunCultureはナイロビに拠点を置くソーラー技術会社で、小規模農家に独立したソーラーパネルと灌漑システムを提供し、収穫量、持続可能性、収入を向上させています。同社の設立からは9年以上が経ち、大幅な成長を遂げた現在では、今後12~24か月で劇的な規模拡大を目指しています。この大きな成長の中で、SunCultureは組織を率いるリーダーのための継続的で効果的なリーダーシップ開発トレーニングの必要性を認識しました。SunCultureのコアバリューの一つはトレーニングとプロフェッショナル開発であり、この強化こそが、ポストシリーズA企業へと移行するために備えるべきリーダーの資質であるとしました。SunCultureが対外的には農家の持続可能な成長を支援するのと同様に、内部的にはスタッフの成長の持続可能な成長を支援するシステムを実装することを目標としました。

解決策

PTS Africaは、SunCultureと協力して、全部門の責任者向けに3か月間のモジュール型リーダーシップ開発プログラムを開発・実施しました。プログラムは3つのフェーズで構成されました。最初のフェーズでは、全参加者がSix Seconds Leadership Vital Signs(リーダーシップ・バイタルサイン:LVS)アセスメントを受け、リーダーのEQの測定、どのような特徴として表れているか、他者とのかかわりにどのように影響しているかを分析しました。その後、コーチとの1対1のデブリーフィングを行い、プログラムの目標を設定しました。フェーズ2では、EQ、パフォーマンス、チームワーク、多様性と包括性、女性のリーダーシップなどに関連する8つのトレーニングセッションが行われました。フェーズ3では、リーダーたちはもう一度LVS を受け、トレーニング結果を測定しました。

結果

自己評価と他者評価の両方で、コアEQスキルとリーダーシップ成果要因スコアが大幅に向上

エンゲージメント向上:57%の参加者がプログラム終了時に報告
パフォーマンス向上:93%の参加者が主要なリーダーシップ成果で向上(他者評価)
変化への対応力:13%の参加者が大幅に向上

シックスセカンズ米国本部原文≫

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Six Secondsグループは、グローバルで、科学に基づき、実用性の高いEQを世界各国で伝えています。日本オフィスであるシックスセカンズジャパンでは、最先端のEQの情報を日本語で発信するほか、Six Seconds国際認定資格セミナーの国内開催を行い、資格を持ち日本各地で活躍するEQチェンジエージェントと共に日本全国へEQを届けております。