(国家資格)キャリアコンサルタント更新講習「キャリアコンサルティングのためのEQ(感情知能)活用講座」―技能講習―
by : シックスセカンズジャパン |
2020年6月16日 |
キャリアコンサルタントのための専門的なEQ講座
本講座は「(国家資格)キャリアコンサルタント」の資格維持要件の対象となる技能分野での継続学習講座です。
本講座の特徴は、2020年に求められる必須能力(OECD)に位置づけられるEQ(感情知能)をキャリアコンサルタントとしてどのように支援業務に生かしていくかを学ぶところにあります。
ポジティブチェンジを支援する、心の伴走者のプロとして
厚生労働省が進めるキャリアコンサルタント10万人計画をシックスセカンズジャパンは応援します。
なぜならば複雑化する現代において老若男女の皆さんが「心の伴走者」を必要とする時代になっているからです。そして、伴走者の役割を担うのがキャリアコンサルタントと考えるからです。
VUCA時代に必要な能力として、
世界ではGoogle社が、国内ではYahoo社が、EQ開発の為の活動を盛んに行っております。
1967年から先進的に情動教育を実践し「EQ-こころの知能指数」の第15章(情動教育のかたち)で紹介された米国ヌエバスクールのメンバーによって立ち上げられたのが、米国に拠点を置きます我々の本部である、Six Seconds(NPO)です。
Six SecondsのEQ開発モデル・ツールを、効果的なキャリアコンサルティング、そして心の伴走者のプロとしての自己点検に活かしていただく、シックスセカンズジャパンがお届けするキャリアコンサルタントのための講座です。
なぜキャリアコンサルティングにEQが必要か?
キャリアコンサルティングには、クライアントの心に寄り添い、ポジティブチェンジの支援のために
[1] 「感情」を認識する能力
[2] 新たな感情を想起させる能力
が必要不可欠です。
下記を見てもわかる通り、まさしく、EQ(感情知能)の重要性がうたわれているのです。
- カウンセラーは、心理的な関係を確立できなければならない。
- カウンセラーは、援助を求めている理由を認識する力を持つべきである。
- カウンセラーは、クライエントがその援助を求めていることについて、すでに誰かに援助を求めたかどうかを知る必要がある。
- カウンセラーは、クライエントが何を期待しているかを認識する能力を持つべきである。
- カウンセラーは、自分が何ができるかを、クライエントにはっきりと理解させるべきである。
- カウンセラーは、会話の中からカウンセリングにとって意味のある事柄を探し出す能力を持つべきである。これは特に初回のカウンセリングにおいて重要である。
- カウンセラーは、クライエントの問題解決能力と変容の可能性を評価する力を持つべきである。カウンセリングは、クライエントの感情、思考及び行動を改善するプロセスである。
- カウンセラーは、感情を認識する力を持つべきである。
- カウンセラーは、カウンセリングを構造化する力を持つべきである。
- カウンセラーは、クライエントがカウンセリングに常にコミット(専心)するようにすべきである。
- カウンセラーは、時には学習理論に基づいた宿題を処方する力も必要である。
- カウンセラーは、カウンセリングを終結する力を持つべきである。
- カウンセラーは、カウンセリングの成果を評価する力を持つべきである。
引用:「キャリアコンサルティング理論と実際(5訂版)」(木村周)の第5章 第3節 pp306~308
EQ(感情知能)を高めるには、まずご自身の現在のEQレベルを知ることです。
得意なEQコンピテンシー(能力)や課題となりそうなEQコンピテンシー(能力)を把握することで、面談が格段に上質なものとなります。
(そのため本講座では、参加者にEQ検査を受検いただき、確認する内容も含めています。受験費用は参加費用に含まれています)
そして検査を通じて自己理解を深めた後、支援業務にEQスキルをどのように活用するかについて、面談で使用できるツール等を使って習得します。(ツール費用も参加費用に含まれています。)
クライエントの思考、感情、そして行動を前向きなものとする面談を安定的に展開させるために必要なEQ(感情知能)の活用講座に、ぜひご参加ください。
講座の概要
キャリアコンサルティングにおけるEQ活用について学ぶ1日の講座です。
✓キャリアコンサルティングに求められる13のポイントとEQの重要性
✓EQとは何か
✓EQ理論を整理する
✓EQはキャリアコンサルタントにとってなぜ必要か
✓EQを相談過程においてどのように活用したらよいのか?
継続学習対象時間 7時間
費 用 25,000円(非課税)
本講座には・・・
TFAカード*(面談を円滑に進めるための”思考””感情””行動”表現カード)
EQ検査SEI(面談に資する自分のEQコンピテンシーを把握する)
BBP診断(自分のコミュニケーションスタイルを知る)
が含まれます。
EQを実践するためのSix Seconds EQ-in-Actionモデル
1. 自分の感情、思考、行動を知る–Know Yourself
2. 意図的な感情、思考、行動を選ぶ–Choose Yourself
3. 目的に向けて自分自身を活かす–Give Yourself
このモデルは、子供でも簡単にEQ実践・開発できるようつくられています。Six Secondsグローバルネットワークによって世界169の国と地域の人々がこのモデルを通じてEQを学び、日常で実践しています。
さぁ、あなたもキャリアコンサルティングにEQを活かしてみませんか?