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変革のためのEQ~モチベーションと変革に火をつけるコーチングとは~

by : Six Seconds本部  | 

2020年2月21日 | 

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モチベーションと変革期のリーダーシップにはどのような関係があるのでしょうか。リーダー自身と、自身をモチベートしながら周囲へもモチベーションを与えていくリーダーの能力に、コーチングはどのような影響を及ぼすのでしょうか。

あいにく組織変革の試みがうまく進まなかった経験は、誰しもあるのではないでしょうか。組織変革を成功させる上でリーダーにとって不可欠なものは何でしょう?

UBalancer社よりエグゼクティブ・ニューロリーダーシップ*・コーチの方々に、この分野においての見識を伺いました。(*ニューロリーダーシップ:脳科学を取り入れたリーダーシップ開発)

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米国本部が2019年2月に発表した記事「EQ for a Change How Coaching Leaders Fuel Motivation & Transformation」の日本語翻訳です。画像をクリックすると米国本部の原文記事をお読みいただけます。
 

EQ 感情的知性 感性的知性 感情知能 感情的知能 感情思考行動 リテラシー 感情リテラシー 心を育む リーダー コーチング

翻訳:EQチェンジエージェント|コンビンスアイ 森川

 

ニューロリーダーシップ・コーチからの5つのヒント

  • 十分な情報を提供し、メンバーがなるべく安心できるようにしましょう。
  • 選択肢を与えましょう。どのような選択肢があるのか、メンバーに気づかせましょう。
  • 変革後のビジョンや新しい機会に目を向けさせ、メンバーを励ましていきましょう。
  • 振り返りましょう。進捗状況を把握するとともに、自己理解を高めましょう。
  • 価値観やメンバーのことをいつも心におき、信頼関係を大切にしましょう。
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    ストレスの高い状態時ほど、自己理解が必要となる

    シックスセカンズのパートナー企業であるUBalancerのコーチの方々から、リーダーシップやモチベーション、そして変革についてのお考えを伺いました。会話から見えたのは;

    変革期、特にストレスレベルが高まるときほど、モチベーションを保つには自己理解が必要となる。こうしたとき人は受け身になりがちで、自分にはどうしようもないという無力感を抱き始める。

    ⇒ 自己理解を深めることで自分に何ができるかが見え始め、楽観性が高まり、エネルギーもわいてくる。

    ということ。

     

    信頼関係の構築が効率化を促す

    信頼する仲間に自分の気持ちを話すことは、単なる反発のサイクルから抜け出し、前向きな解決策を打ち立てていくのに重要です。EQ(感情知能)はこのプロセスにおいて大変貴重なスキルとなります。

    有能なチェンジリーダーは高いレベルの要求をしつつも、1対1の関係を築きながらメンバーがそれを達成できるよう支援します。これはメンバーの成長を絶えず支援する「コーチとしてのリーダー」ゆえの行動です。このリーダーシップのあり方において目指すものは成長であり、困難な変革こそ、実践を積み、共に成長していく貴重な機会となるのです。

    信頼関係のある環境では、取引コストが少なくて済みます。つまり仕事も課題解決もコミュニケーションも、より効率的に進むことになります。
    逆に信頼関係がなければ、メンバーが互いに懐疑的になって物事を決めるのにも時間がかかるなど、取引コストは高くなってしまいます。

    また、信頼関係があると、メンバーが内面からモチベーションを生み出せる環境になります。メンバーのモチベーションが高まると、仕事に対するエンゲージメントは高まり、自発的に行動するようになり、チーム内で協力体制が生まれ、雰囲気も良くなります。そしてそれがさらなるモチベーション、さらなる信頼関係の構築に繋がり、結果として離職率も下がります。困難な変革期において、信頼関係はなくてはならない土台と言えるでしょう。

     

    変革期の不安感情を乗り越えるには、信頼関係がカギとなる

    変革は反応を引き起こします。人々は怖れ、不安定な「扁桃体に左右される」状態に陥ります。これを乗り越えるには、信頼しあえる強い人間関係が必要になります。リーダーとして自らの価値に基づいて生きることは、そのような信頼関係を築いていくカギとなります。

    安心感と一体感のあるチームを率いていくことは人間関係におけるプロセスです。チームにメンバーを温かく迎えたり、メンバーを巻き込もうとする取組みは勿論素晴らしいですが、それだけでは十分ではありません。有能なチェンジリーダーは、より高いモチベーションを引き出すために氷山の「水面下に」もぐりこみます。行動だけではありません。「水面下」、つまり内面からモチベーションを導き出すのです。
    また、パワフルに変革を実現するリーダーはメンバーに感謝の気持ちを表し、メンバーと心を通わせ、話にしっかり耳を傾けます。このような姿勢はチームに一体感や絆といった気持ちを育みます。そして更にこの気持ちがモチベーションを高め、変革を加速させようという気持ちに繋がっていくのです。

     

    目まぐるしく変化する世界で最も必要で、最もパワフルなスキルがEQ

    両極化が進み、変化が目まぐるしく、複雑で、世の中はまるで狂ったようですが、そのような時こそ私たちはそれに応じて変わっていく必要があります。そしてEQ(感情知能)が、この時代を生き抜いていくためのカギとなります。
    リーダーが自ら変わり、手本となるために、EQが最も効果的です。より大きな目標をメンバーに示し、鼓舞していきましょう。政府や大きな組織に対する不信感の高まる今こそ、地域で活動をし、毎日顔を合わせる人たちと信頼関係を再構築しましょう。

    EQは、私たちすべて、中でも、複雑な環境で人々を導いていくリーダーにとって、何よりも必要で、習得できるスキルなのです。

    最後に、
    今回の議論に参加下さった専門のコーチの皆様へ、改めて感謝申し上げます:Alison Lalieu, Karen Muggleton, Maureen Owen, Geoff Lang, Judy Williams

     

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    Six Seconds米国本部
    翻訳:EQチェンジエージェント|コンビンスアイ 森川

     

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    Six Secondsグループは、グローバルで、科学に基づき、実用性の高いEQを世界各国で伝えています。日本オフィスであるシックスセカンズジャパンでは、最先端のEQの情報を日本語で発信するほか、Six Seconds国際認定資格セミナーの国内開催を行い、資格を持ち日本各地で活躍するEQチェンジエージェントと共に日本全国へEQを届けております。